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ビニールクロスを貼る前に |
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和室・洋室(真壁・大壁)下地の種類により下地処理のしかたが変わってきます。 ここでは下地処理をしてからの行程を書いていきます。 |
下地を調整する | |||||||
ビニールクロスを貼る前にカッターで切ります。 壁は基本縦張りとし、実寸(廻り縁と壁紙の境〜幅木と壁紙の境)より5〜10p長めに切りましょう。 まっすぐ切れるように定規などをあてがって切るといいです。 床などに傷がつかないようにウスベニヤなどを下にひいて切るといいです。 はさみで切るときは壁紙の裏面にまっすぐに印をつけてから切りましょう。 |
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ビニールクロスにのりを塗ります。 生のり付の壁紙を販売しているネットショップやのり付してくれるホームセンターを利用すると楽です。 よくみかける「水で貼れる壁紙」ですが個人的には、お勧めしません。 仕上がりや施工性・後々のメンテナンスなどを考えるとあまりよくありませんでした。(個人の意見) 生のりを塗る場合ハケやローラーで塗ります。 鎖骨材ローラーを使うとのりが伸びやすく洗いも楽で、何回も使えるので、ぜひおすすめします。 ←図はのりを塗った後のたたみ方です。(水色がのり面) こうしておくとのりが乾きにくく、貼るときも楽ですよ! |
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貼るときは短くたたんだ方の両脇をつまみゆっくり持ち上げます。 ←図のように持ったら、そのまま壁紙を貼りにいきましょう。 上を貼り終わったら次の面を伸ばして壁に貼って行くようにすると、一気に壁にひっついたり、 無駄に床を汚したりしにくくなります。 |
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ビニールクロスを張ります 全部がくっつかないようにまだ下半分はおりたたんだままにしておきましょう。 貼り始めより2〜5cmぐらいはみ出して貼り出しましょう。 水平に貼れそうなのを確認したら、手の平で軽く押さえ落ちないように仮止めします。 |
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壁下地とビニールクロスの間に空気が入らないように
なでバケで表面をなでていきます。 |
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刷毛でなでるときは、
中心から空気を抜き出すようにしそのあと左右に空気を抜く感じでやると
しわができにくいです。 一気にやろうとせず何回かにわけたほうがやりやすいです。 |
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コーナーや入角(部屋の隅っこなど)
は刷毛でなでた後竹ベラで強くなぞり下地にしっかりくっつけます。 |
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カット定規をあてがい、カッターでビニールクロスを切ります。 のりがつくとカッターの切れ味はすぐ落ちるので、こまめにカッターの刃を変えましょう。 |
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カット定規のあてがい方を逆にすると隙間ができ下地が見えてしまうので 逆にあてがわないように気を付けましょう。 仕上がり面のビニールクロスをカット定規でおさえ、捨ててしまう方にカッターをあて切りましょう。 |
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入角を処理する場合は、ある程度なでバケや竹ベラで折り目をつけ、左図のように切れ込みを入れて
折りたたんでから切っています。 |
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壁紙同士の継ぎ目処理は、まずしっかりハケでなでたあと、重なった状態でビニールクロスを切っていきます。 切り終わったら、上に重なっている方をめくり、下にかさなっている切れ端を取り除きます。 |
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この時なるべく壁に垂直になるようにカッターで切っていきましょう。 切り終わったらビニールクロスについたのりを濡れタオルできれいに拭き取りましょう。 |
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合わせ目を押さえローラーでコロコロし壁にしっかりくっつけます。 ビニールクロスについたのりは濡れタオルできれいに拭き取りましょう。 ローラーにのりがついているときもあるのでローラーも拭いておきましょう |
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コーナーやビニールクロスの継ぎ目で隙間の目立つ部分などにコークボンドを塗ります。 はみ出たり、多く塗りすぎた部分は濡れタオルできれいに拭き取れます。 コークボンドはビニールクロスと同系色を選びましょう。 |