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根太の高さを決める |
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畳の床をフローリング張りにするには、床根太(木材)等で下地をあげてフローリングを現状の畳の高さまでもっていかなくてはいけません。 畳自体はだいたい5〜6cmぐらいですが、畳の高さ調整で下に新聞紙などを引いて高さ調整している場合がほとんどです。 床根太の高さを決める場合は、畳をはいでみて、直接下地の板からの高さを測ると正確です。 床根太の高さは、「下地板から仕上がり予定高さ」−「フローリングの厚さ12mm」になります。 参考までに下地木材 |
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下地の位置を探す |
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下地の位置を確認します。 たいていの場合は畳をはいで下地を止めているクギやビスの並びに床根太が入っています。 この並びにビスやクギを打ち込むようにするとしっかり固定できます。 |
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和室にフローリングを張るまでの流れ |
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少し前までは、和室の床下には断熱材が入っていないことがよくありました。 これは手抜きではなく、畳も断熱の効果があるという考え方からです。 畳を取り払いフローリングを張る場合、断熱がない状態になるので、断熱材(スタイロフォーム等)でしっかり断熱をして、 湿気が上がらないように、防湿シートを張ってからフローリングを敷くことをオススメします。 |
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下地を固定する間隔 |
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下地の床根太に直接フローリングを敷く場合は、木材の中心から303mm間隔で並べていきます。 最初と最後の間隔で調整し、必ずフローリングの境目のクギ打ち部分が根太の中心になるようにしてください。 |
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下地の固定 |
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木工用ボンド併用で ビス 止めしていきましょう。 壁との境部分には、床根太が壁の下にもぐりこんでいる場合もあるので、横に固定するとしっかり固定できます。 新しい床根太は既存の床根太と垂直に並べ根太上でビス固定していきます。 |
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スタイロフォームをハメ込む |
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スタイロフォーム
は、床根太より薄いものを使います。 左図のようにハメてから軽く叩いていくと下地木材の位置に跡がつくので、 その部分を定規などを使いまっすぐにカットすると、簡単にフィットしたサイズでカットできます。 |
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防湿シートを張る |
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防湿気密シート
は結構厚みのある物が多いので使う場合は床の仕上がり高さを気持ち1mm程度下げて設計してもいいかもしれません。 防湿シートは十分に重なりをもうけタッカーでとめていきます。 |
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床の仕上げ材を張る |
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フローリングを貼る |